トヨタ自動車(7203)は2022年4月1日、米国カリフォルニア州ロングビーチで、フォーミュラドリフト開幕戦前日にあたる現地時間2022年3月31日に新型車GRカローラを世界初披露したと発表しました。

今回はこの新型車GRカローラの情報をご紹介します。

トヨタのGRカローラとは

1/2

Whitevector/shutterstock.com

Whitevector/shutterstock.com

トヨタのカローラは、トヨタのWRC初優勝を飾った「TE25カローラ」や、その後1000湖ラリーを制した「カローラ・レビン」など、「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」の礎を築いたモデルと説明しています。

GRカローラの開発にあたり、レースで勝つために鍛えたクルマを市販化するという「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」を実践したようです。

具体的には、社長自らドライバーとして出走する「水素エンジンカローラによるスーパー耐久シリーズ参戦」を通じ、レースという極限の環境下で新技術である水素エンジンを鍛えるほか、車両を総合的に鍛え直したとしています。

また、GRカローラにはGRヤリスにも搭載した1.6L直列3気筒インタークーラーターボエンジンをさらに強化して搭載し、最高出力224kW(304PS)を達成しています。

なお、日本での発売は、2022年後半を予定しています。

GRカローラの主な特徴とは

2/2

otomobil/shutterstock.com

otomobil/shutterstock.com

GRカローラの主な特徴は以下です。

①機能美として昇華されたモータースポーツ起点のデザイン

外装について、基本骨格としたカローラスポーツと比較し、フロントフェンダーを片側20mm、リヤフェンダーを片側30mm拡大しています。

また、1.6L直列3気筒インタークーラーターボエンジンをさらに高出力化するために生まれた3本出しマフラーが、GRカローラならではの力強くスポーティーなリヤビューを強調するとのことです。

室内については、ショートストロークのシフトレバーを採用し、ステアリングから自然に腕を下した位置に配置することで素早いシフト操作を可能にしています。

また、ドリフト走行など限界域での車両コントロール用途を視野に、パーキングブレーキには手引き式を採用したとしています。

②GRヤリスから進化を遂げた1.6L直列3気筒インタークーラーターボエンジン

GRヤリスに搭載された小型軽量ハイパワーユニットの更なる高出力化を目指し、エンジンの排気効率を向上させました。

また、バルブ付き3本出しマフラーを採用することにより、排圧低減と消音性能を両立させました。

③ワイドトレッド×ロングホイールベースによる優れた走行安定・コントロール性能

カローラスポーツのボディを基本骨格とし、ロングホイールベースによる優れた走行安定性はそのままに、フロントを60mm、リヤを85mmワイドトレッド化することにより、高速旋回性能を高めました。

④鍛え抜かれたスポーツ4WDシステム「GR-FOUR」と高剛性ボディ

GRヤリスと同様、電子式多板クラッチによる前後駆動力可変システム採用のスポーツ4WDシステム「GR-FOUR」を搭載しています。

今回、駆動配分を制御する4WDモードと、アクセル応答性やステアリングなどを制御するドライブモードを分けたことで、ドライバーの好みや走行環境に応じた選択を可能にしたとしています。

⑤安全安心の先進装備をスポーツカーにも搭載

最新の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を標準装備しています。

まとめにかえて

トヨタが初公開したGRカローラ。

日本での発売は2022年後半を予定しているとのことです。

今後も注目です。

参考資料

石津 大希