様々な種類がある乗用車の中でも、世界的に売れているのがコンパクトカーです。コンパクトカーには様々な定義がありますが、主に排気量1リッターから1.5リッターまで、全長は4.2メートル、全幅1.7メートル程度です。軽自動車よりも大きいサイズながら、取り回しが良く運転しやすいのが特徴です。

コンパクトカーは低価格で車体サイズが大型乗用車よりも小さいながら、1人での使用や、ファミリーカーとして使うなど、幅広い人に愛用されます。

価格や外観、内装、パワートレインなどの制約が多い一方、販売台数が多いため、様々な自動車会社が製造しています。

数あるコンパクトカーの中でも、今回紹介するトヨタ ヤリスは、RJCカー・オブ・ザ・イヤー、欧州カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したことで知られているコンパクトカー。2021年車名別新車販売ランキング乗用車首位になったことでも知られています。

なぜ、ヤリスが人気なのでしょうか。

トヨタ ヤリスとはどういうコンパクトカーなのか?

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トヨタ ヤリスは日本国内では2020年に発売されたコンパクトカー。海外では1999年から発売されており、その時、日本では「ヴィッツ」という名前で売られていました。

ヤリスは日本だけでなく、欧州、新興国にも同名の車種が販売されていますが、日本向けのヤリスは欧州市場向けのモデルをベースにしています。

ヤリスシリーズには、ハッチバックタイプの「ヤリス」とSUVタイプの「ヤリス・クロス」、スポーツタイプの「GRヤリス」があり、主力は「ヤリス」と「ヤリス・クロス」となっています。

ここ近年のSUVブームにより「ヤリス」と「ヤリス・クロス」の販売台数はほぼ同じといった状況です。

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ヤリスは、コストを重視した1リッターガソリンエンジン、キビキビと走行できるパワフルな1.5リッターのガソリンエンジン、パワーと燃費を両立した1.5リッターエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを採用した3つのパワートレインを用意。

価格も一番安いグレードでは139万5000円からと、軽自動車並みに安いグレードを用意しており、ラインナップが豊富なことで知られています。

豊富なパワートレインに幅広い価格帯から、ヤリスには様々なライバルが存在します。

日産 ノート、ホンダ フィット、マツダ2、スズキ スイフトなど、ハッチバックタイプのコンパクトカーだけでなく、税金が安い高価格帯の軽自動車、トヨタ ルーミー、スズキ ソリオなどのトールワゴンタイプのコンパクトカーまで豊富です。

数ある軽自動車やコンパクトカーの中でもヤリスを選ぶ理由はどこにあるのでしょうか。

コスト重視から、燃費、ドライブの楽しさを求める人まで幅広いユーザーを取り組むことに成功

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トヨタ ヤリスの購入者レビューでよく聞かれるのは、運転が楽しいということでしょう。

これは、屋根や重心が高いトールワゴンタイプのコンパクトカーと比較すると、重心が低いだけでなく、コンパクトカー向けTNGAプラットフォーム「GA-B」を採用することで、従来モデルよりも軽量化やボディ剛性を高くしたことによる効果だと言われています。

ヤリスには3種類のパワートレインが用意されています。

その中でも、低価格でベーシックな1.0リッターガソリンエンジン搭載車は、街乗りでは必要十分の性能を持っており、軽自動車よりもゆとりを重視する人に支持されています。

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一方で、パワフルな1.5リッターガソリンエンジン搭載車は、パワーや走行性能を重視している人に購入されています。

また、このパワートレインを搭載したモデルは、6段変速のマニュアルトランスミッションを搭載するのを選ぶことができるため、一部から注目されています。

クラッチを使用して手動で変速を行うマニュアルトランスミッションは、現在の日本国内では一部の商用車やスポーツカーなどに搭載されているのが主流で、一般的なコンパクトカーに搭載されるのは少なくなりました。

積極的に運転を楽しむユーザーから支持を得る

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マニュアルトランスミッション仕様のヤリスを所有しているユーザーは、ドライバーがクルマを操りたいと思い、積極的に運転を楽しむユーザーに支持されています。

また、本格的なスポーツモデルにある実用性を犠牲にした硬派な走行感は求めておらず、日常生活や一般的なドライブで、運転の楽しさを求めている人が購入する傾向があるようです。

そして、ハイブリッドを求めるユーザーは、燃費を重視して購入している人が多いです。ヤリス ハイブリッドの燃費はWLTCモードでリッターあたり35.4キロ以上を実現。3リッターのガソリンで100キロ走ることができる低燃費を実現しており、自動車通勤などを行うユーザーにも好評です。

また、燃費を重視しているハイブリッド車でも走行性能を考えており、エンジンとモーターを組み合わせたシステム最高出力は116馬力を発生。高速道で追い越しをしてもパワー不足を感じず、燃費とドライブを楽しみたい人に支持されています。

ヤリスは、コストを重視したユーザーから、メインのクルマとして使うユーザー、クルマの運転を楽しむユーザー、燃費重視で長距離走行を頻繁に行うユーザーなど、幅広いラインナップを用意することで、多くの人に支持されているようです。

ヤリスの価格は1.0リッターガソリンエンジン搭載車の場合は139万5000円から、1.5リッターガソリンエンジン搭載車の場合は154万3000円から、ハイブリッド搭載車の場合は199万8000円からです。

また、トヨタのサブスクリプションサービス「KINTO」では、月々1万4960円でヤリスに乗ることができます。

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松本 健多朗