皆さんは富裕層と聞いて、どんなイメージを持つでしょうか。多くの方にとって憧れはあっても、「自分には縁遠いものかな」と思う人もいるでしょう。
しかし、効率的なお金と時間の使い方を意識すれば、後述する純富裕層には誰しも手が届く可能性があります。
今回は、富裕層を目指す方にむけて「時間とお金の使い方」についてお話ししていきたいと思います。
富裕層はとにかく時間を大切にすることでお金を生み出す
富裕層といっても、代々資産家の家系でもない限り努力によって築きあげられた資産であることがほとんどです。
一般の人以上に寝る間を惜しみ、身を粉にして努力した結果として資産を手に入れた彼らが圧倒的に大切にするもの、それは「時間」です。
なぜなら、富裕層にとって「時間」は「お金」を生み出すためのツールなのです。
そのため、時には「お金で時間を買う」こともあるほどです。
ひとつ例をあげると、富裕層は家賃が安いからという理由で通勤に何時間もかけることを好みません。
筆者の知人も、兵庫県の郊外に本宅を構えながらも仕事のために都市部に1Rマンションを保有しています。
住宅コストがかかるのになぜそんな事をするのか?と疑問に思うかもしれませんが、富裕層になるような人はお金で買った移動時間に次のような費用対効果があると考えるのです。
- 1日1件多く商談ができる
- 十分な睡眠時間を確保しパフォーマンスを維持する
- 家族や友人との時間をつくる
- 適度な運動をする習慣をつけて病気を予防する
- ビジネスに役立つ知識を少しでも多く学べる
つまり「稼いだお金で時間を買った方が、より重要なことに時間を使える」と判断しているのです。
「家をいくつも持てるお金があるから出来ることだ」と言ってしまえばそこまでなのですが、重要なのは「時間とお金のどちらを優先したほうが費用対効果が高いのか」を常に考えているということ。
「お金と時間」を天秤にかけるシーンは日常でもよくあるかと思いますが、根底にある考え方は積極的にマネをしていきたいですね。