年金を受給している方のなかには、日本年金機構から「年金生活者支援給付金請求書」が入った緑色の封筒を受け取った方もいるでしょう。
請求書を返送したものの、「いつ振り込まれるの?」「年金と同じ口座に入る?」「年金とまとめて振り込まれるの?」と疑問に思っている方もいるかもしれません。
そこで本記事では、2026年度に届く緑色の封筒をもとに、請求方法や返送後の流れ、初回の振込時期、振込先などを確認します。
1. 【いくらもらえる?】そもそも「年金生活者支援給付金」とは?
年金生活者支援給付金は、公的年金などの収入やその他の所得が一定基準以下の人の生活を支援するために、年金に上乗せして支給される給付金です。
受け取っている年金の種類に応じて「老齢年金生活者支援給付金」「障害年金生活者支援給付金」「遺族年金生活者支援給付金」があります。
老齢年金生活者支援給付金の場合、主な対象となるのは、以下の要件をすべて満たす人です。
- 老齢基礎年金を受給している
- 65歳以上
- 世帯全員が住民税非課税
- 前年の年金収入額とその他の所得額の合計が約93万円以下
2026年度の老齢年金生活者支援給付金は、月額5620円が基準額です。
ただし、全員が一律5620円を受け取れるわけではなく、国民年金保険料を納めた期間や免除された期間などに応じて実際の給付額が計算されます。
なお、年金生活者支援給付金の給付基準額は、物価の変動に応じて毎年度改定されます。
次章では、給付金の支給要件を満たす方に向けて2026年9月に届く「緑色の封筒」について詳しく見ていきましょう。
2. 年金生活者支援給付金の「緑色の封筒」が届くのはどんな人?
基礎年金を受給している人のうち、新たに年金生活者支援給付金の対象となる人には、9月の第1営業日から順次、日本年金機構から「年金生活者支援給付金請求書(はがき型)」が送付されます。
なお、支給要件に該当するか確認できない人には、はがき型ではなく「年金生活者支援給付金請求書(A4型)」と、所得情報などを確認するための「所得状況届」が送付されます。
緑色の封筒が届いた場合、請求手続きは「電子申請」または「郵送」のいずれかで行えます。
2.1 年金生活者支援給付金の申請は「電子申請」または「郵送」
2025年1月以降に日本年金機構から「年金生活者支援給付金請求書(はがき型)」が届いた人は、マイナポータルとねんきんネットを連携することで電子申請が可能で、24時間手続きでき、郵送や切手も必要ありません。
電子申請には、マイナポータルの利用者登録やマイナポータルとねんきんネットの連携、マイナンバーカードの署名用電子証明書のパスワードなどが必要です。
郵送で手続きする場合は、年金生活者支援給付金請求書(はがき型)に氏名などの必要事項を記入し、同封されている目隠しシールを貼ります。
そのうえで郵便ポストへ投函すれば手続きは完了です。