3. 請求書を提出したあと、いつ・どこに振り込まれる?
年金生活者支援給付金の請求書を提出すると、日本年金機構で支給要件の確認が行われます。
支給要件に該当した場合は、請求書の提出から1~2カ月後を目安に「年金生活者支援給付金 支給決定通知書」が届きます。
その後、初回の支払い月の上旬に「振込通知書」が送られ、記載された金額が指定の口座へ振り込まれます。
年金生活者支援給付金は、原則として偶数月の15日に、前月と前々月の2カ月分がまとめて支払われる仕組みです。
なお、15日が土曜日・日曜日・祝日の場合は、その直前の金融機関の営業日が支払日となります。
3.1 2026年9月に届いた請求書を提出した場合、初回振込はいつ?
日本年金機構によると、年金生活者支援給付金は、原則として請求した月の翌月分から支給されます。
そのため、2026年9月中に請求書を提出した場合は10月分から支給対象となり、10月分と11月分が12月15日に振り込まれることになります。
3.2 年金と同じ口座に「年金とは別の入金」として振り込まれる
年金生活者支援給付金の振込先について、新たに銀行口座を指定する必要はありません。
日本年金機構によると、給付金は年金と同じ口座、同じ日に振り込まれます。
ただし、年金と給付金の金額を合算して振り込むのではなく、それぞれ別々に振り込まれる仕組みです。
たとえば、12月15日に年金20万円と年金生活者支援給付金1万1240円が支払われる場合、21万1240円がまとめて入金されるのではなく、年金20万円と給付金1万1240円が別々に入金されます。
「年金は入ったのに給付金が見当たらない」と感じた場合は、年金の振込額に含まれているかを確認するのではなく、別の入金として記載されていないか確認してみましょう。
4. よくある疑問を解決!「年金生活者支援給付金請求書」が届いたら?
最後に、年金生活者支援給付金請求書を受け取った方が抱きやすい疑問について確認しておきましょう。
4.1 請求書を提出したのに振り込まれないときはどうする?
請求書の提出から「支給決定通知書」が届くまでは、1~2カ月程度かかります。
その後、初回支払い月の上旬に「振込通知書」が届くため、まずは通知の到着を待ちましょう。
4.2 自分が受け取れる「給付額」はどこで確認できる?
年金生活者支援給付金請求書には、見込額(月額)が記載されています。
ただし、実際の支給額は異なる場合があり、見込額欄が「*」の場合は審査後の決定通知書などで案内されます。
4.3 年金生活者支援給付金は毎年申請が必要?
一度手続きを済ませ、その後も支給要件を満たしている場合は、翌年以降の請求手続きは原則不要です。
ただし、一度支給対象から外れたあと再び要件を満たした場合は、あらためて請求が必要です。
4.4 請求書の返送が遅れたら?
はがきに記載された提出期限を過ぎても手続きは可能です。
支給要件を満たす人は、請求書が2027年1月4日までに日本年金機構に届くように手続きすれば、2026年10月分までさかのぼって受け取れます。
一方、2027年1月4日を過ぎた場合は、原則として請求した月の翌月分からの支給となるため注意しましょう。
5. 請求書が届いたら早めに手続きを
本記事では、年金生活者支援給付金の仕組みや、2026年度に送付される緑色の封筒、請求後の振込時期などを解説しました。
新たに対象となる方には請求書が送られ、電子申請または郵送で手続きできます。
2026年9月中に請求した場合は原則10月分から支給対象となり、10月分と11月分は12月15日に支払われます。
提出期限を過ぎても手続きできますが、2027年1月4日を過ぎると、原則として2026年10月分までさかのぼって受け取ることはできません。
請求書が届いた方は放置せず、見込額や提出期限を確認して早めに手続きを済ませておきましょう。
参考資料
- 厚生労働省「年金生活者支援給付金制度 特設サイト」
- 日本年金機構「年金生活者支援給付金手続きのご案内リーフレット」
- 日本年金機構「令和8年度の年金生活者支援給付金請求書(はがき型)の送付について」
- 日本年金機構「年金生活者支援給付金の電子申請のご案内リーフレット」
- 日本年金機構「年金生活者支援給付金は年金と一緒に振り込まれるのですか。」
- 日本年金機構「年金生活者支援給付金」
- 日本年金機構「年金生活者支援給付金を受け取るためには、毎年、手続きが必要ですか。」
- 日本年金機構「年金生活者支援給付金請求書の見込額(月額)の記載箇所」
- 日本年金機構「手続きが遅れると年金生活者支援給付金は受け取れなくなりますか。」
中本 智恵