大事なのは「公的年金+自助努力」
年金に関する手続きは、期限までに確実に行う必要があります。もし不備があれば、本来支給される老齢年金が一時保留になってしまいます。
また年金の請求は5年で時効を迎えます。
スムーズに受給するためにも、59歳までにぜひ年金請求のフローを押さえておきましょう。
同時に大切になるのは、「老後資金」のための自助努力です。
年金受給のタイミングで「受給額が思ったよりも少ない!」と気付いても、そこから資金を貯めるのは困難です。
老後破産を避けるためにも、ねんきん定期便やねんきんネットなどはきちんと確認する習慣をつけましょう。
生活費として足りない分は、自助努力で資産をつくる必要があります。
老後に向けて、少しずつ準備を始めていきたいですね。
参考資料
- 日本年金機構「特別支給の老齢厚生年金を受給するときの手続き」
- 日本年金機構「これから老齢年金を受給する方へ」
- 日本年金機構「年金の繰上げ受給」
- 日本年金機構「はじめて老齢年金を請求するとき」
太田 彩子