何のための練習か

練習は試合のためにやっているのですから、試合に出られない子供が数多くいるとの現状が〝異常〟であると広く認識されなければなりません。

試合数が増せばそれだけ監督さん(教員)たちの仕事は大変になるかもしれないけど、そこのところは有資格者の外部コーチを雇うなりすればいいと思います。そもそも教員がサッカー部の監督であること自体、これもまた異常なのですから。

教員は教職に専念し、部活は専門知識を持つコーチに委ねるべき。そのための予算確保が難しいなどとは言えないはずです。国(文科省)と「世界で最も裕福な協会」と言われる日本サッカー協会が本気にさえなればいくらでもできるはずですから。

宮崎 隆司