年齢で分けるカテゴリーについて

日本では高校生年代を一括りにして「U18」、中学生年代は「U15」とする考え方が主流のようですが、これも大急ぎで改めるべきでしょう。 

ではどう改めるのか。これまた答えは難しくありません。単に一学年単位でカテゴリーを分ければいいだけの話なのです。

イタリアに限らずスペインもドイツも他の国々もみんなそうしているのには理由があって、16歳の子と18歳の子では体力の差があまりにも違い過ぎる、つまり一緒にやるのは極めて危険だということです。

そこで、学年毎に分ければ、例えばの話、こういうスケジュールを組むことだってできるわけです。

  • 1年生:練習「火・木」、「土(戦術確認・調整のみ)」、試合「日」
  • 2年生:練習「水・金」、「土(戦術確認・調整のみ)」、試合「日」
  • 3年生:練習「月・水・金」、試合「土」

上の例では2年生と3年生チームが重なる日もありますが、各々ハーフコートで十分に質の高い練習ができるので問題なしです。

使えるグラウンドは一面しかない、でもどうしてもフルコートでの練習が必要だというのなら、時間をズラせばいいと思います。

練習だけでなく試合も学年毎に別々なので、後輩が先輩に気を遣う必要もなくなる。試合の数が増えるので、より多くの子供たちに出場の機会が与えられることになります。