中古マンションのデメリット・注意点2:築年数によっては住宅ローン減税を受けられない
住宅を購入する際に住宅ローンを組むと「住宅ローン減税」を受けることができます。しかし、中古物件の場合は「昭和57年以降に建築された住宅(新耐震基準適合住宅)」でなければこの制度を受けることはできません。
昭和57年よりも前に建築されたマンションは、たとえ住宅大規模修繕工事や耐震工事を行っていたとしても対象外になってしまいます。
住宅ローン減税は年末のローン残高の0.7%が10年間(新築の場合は13年)にわたって控除される、非常に節税性が高い制度。控除額は固定資産税の支払いや教育費、急な出費などの備えとなります。
住宅ローン減税を利用したいと考えているのなら、購入予定物件が住宅ローン控除の要件を満たしているかを事前に不動産会社に確認しておきましょう。