コロナ禍で多くの職業が不安を抱える中、安定していて「恵まれている」という印象がある公務員。

昔から「不況に強い」と言われますが、本当なのでしょうか。

3月のこの時期は、公務員の退職金にクローズアップ。

「普通の会社員」とも比較してみていきます。

【注目記事】【投資FIRE】不労所得「月30万円」を作るおすすめの方法4つを元証券会社員が解説

「国家公務員と地方公務員」その違いとは

公務員には大きく分けて「国家公務員」と「地方公務員」があります。

  • 国家公務員:国の業務に従事する職員。省庁職員、自衛官、大使、裁判官、国会議員、検察官など
  • 地方公務員:地方自治体で働く職員。市区町村の役場職員、教員、警察官、消防官、自治体の議員など

国家公務員は約58万8000人、地方公務員は約275万7000人います。

今回は内閣官房の「令和2年度退職手当の支給状況」より、国家公務員うち「人事院勧告の対象となる給与法適用職員」の退職金について見ていきます。