誰もが避けたい「お金がない」状態。豪遊しなければ、ギャンブル等をしなければお金がなくなることは早々ないと思うでしょう。

保険マンモス株式会社が、お金がない状況を経験したことがある20歳以上の男女500人(女性347人/男性153人)に2022年2月7日行った「お金がない状況に関するアンケート調査」によると、お金がない状態になった理由のランキング2位は「外食・交遊費・交際費」でした(2022年3月7日公表)

外食や交際費は普段からかかる費用ですが、そのせいでお金がないと感じる人が多いよう。特別なことはしなくても、身近な生活でお金がなくなる落とし穴は潜んでいるようですね。他の結果を確認しながら、日々の生活費を見直しましょう。

お金がない理由は身近にある!ランキングトップ7とは

お金がないのは収入が少ないからと考える人も多いかもしれません。

今回の回答者の職業は「正社員(公務員以外の会社員):34%、主婦・専業主婦:23%、パート・アルバイト:19%、自営業・フリーランス:10%、無職:5%、派遣社員:4%、学生:3%、その他:2%」。3分の1を正社員が占めています。

回答者の「お金がない状態になった(なっている)理由(お金を多く使っているもの)」トップ7を見ていきましょう。

出典:保険マンモス株式会社「お金がない状況に関するアンケート調査」(2022年3月7日公表)

トップ3は「食費(食料・飲料・菓子など)(173人)」、「外食・交遊費・交際費(109人)」、「子供や親族にかけるお金(89人)」でした。

いずれも日常生活でかかる当たり前の費用のため、意外に思われた方が多いでしょう。その他にもファッション用品やコスメ・美容グッズなど、特別なものは入っていません。

ただ、食費や外食費、子供や親族にかけるお金は、かけようと思えばいくらでもかけられるもの。「この新商品美味しいかも」「家族の誰かが食べるかも」と食品を購入したり、「疲れたから」「頑張ったから」と外食に出かけるのは悪いことではありませんが、回数が多ければ家計を圧迫します。

子どもにかける費用についても、良い食材を食べさせたり良い教育を受けさせたいと思うものですが、問題は「どこまでかけるか」。メリハリをつけないと思った以上にお金がかかり困ることにもなりかねません。