20~60代の平均的な1カ月の食費はいくら?

今回ランキング1位となった食費について、総務省統計局の「家計調査報告(家計収支編)二人以上の世帯―2020年(令和2年)」より、年代別の1カ月の消費支出ととともに平均額を確認します。

【年齢別】みんなの1カ月の消費支出(食費)

平均:27万7926万円(7万6440円)

  • ~29歳:25万6544円(5万7747円)
  • 30~39歳:26万7618円(7万1438円)
  • 40~49歳:31万5958円(8万3248円)
  • 50~59歳:32万9937円(8万2673円)
  • 60~69歳:28万2997円(7万8908円)

30代、40代では1カ月の消費支出のうち、食費が占めるのは約26%です。

実際にはお子さんの人数や夫婦の働き方、お住まいに地域などにより消費支出や食費は変わりますが、平均として食費は支出の約26%をまずは目安にするといいでしょう。

仕事や育児に忙しい現代、心身の余裕を保つためにも、疲れたら外食やお惣菜は上手く活用したいところ。一方で「週◯回」と決めたり、外食ではなくお惣菜にしたり、疲れたときのルーティーンメニューを考えたりすることで節約も叶います。

今回挙がったその他の項目についても、「回数」と「メリハリ」が大切です。特に教育費については、長い目で見てどこでお金をかける考える視点を持つことも必要でしょう。

当たり前の生活費こそ一度見直してみて、お金をかけるところ・かけないところをご家庭で話し合ってみましょう。

参考資料

宮野 茉莉子