「目標達成シート」を活用・実践するメリット

さて、目標達成シートは、仕事やプライベートの様々な場面で活用できるツールといえるでしょう。

目標達成に向けて迷いをなくしたい人や、実践すべき行動を整理したい人の強い味方になりそうですね。

必要な行動が「可視化」できる

各マス目を埋めることで「必要なアクション」が明確になります。よって、目標が達成できる確率も高くなる、といえるでしょう。

例えば、「営業マンとして売上トップになりたい」という目標を掲げた場合、売上を上げるためには顧客の分析や提案方法の見直しなど、幅広い角度から気を配る必要がありますね。

ここで「必要なアクション」があいまいで、結果を出せない状態が続いた場合、仕事へのモチベーションは下がるでしょう。目標に向かって努力を続けることは難しくなります。

目標達成シートを使い、ゴールまでに「何をすればよいのか」を可視化させる。そこで、実践すべき行動を確認できる状態を作り、迷いをなくすことに繋げていけるでしょう。

新たなアイデアの発見

頭の中で漠然としていた考えが、作業を通して整理されるため、幅広い視野で物事を分析できます。81マスを埋めるためには、柔軟な思考や発想力が必要だからです。

目標達成シートに何を書くかには、決まりはありません。大谷選手のように「項目」として挙げてもよし。自分の思いや言葉を自由に入れたり、説明文で補足してもよいでしょう。

例えば、「10kg痩せたい」と決意し、「一日の摂取カロリーを守る」と目標を立てたとします。食べ過ぎないようにするため、「炭水化物を減らす」や「噛む回数を多くする」など、具体的な行動を書いていきます。

その場で答えが出なくても構いません。後日、行動を思いついた時に目標達成シートへ書き込み、行動に実践できれば、目標に向かうモチベーションにも繋がるでしょう。

まとめ

大谷選手が活用していた目標達成シートは、私たちの普段の仕事や暮らしにおいても、十分活用しがいがありそうです。

勉強・ビジネス・プライベートなどで叶えたい目標があれば、トライしてみるとよいかもしれませんね。

目標達成に向けて「どのような行動が必要か」を見える化していくことは、モチベーションを保つための手段といえるでしょう。

新年度に向けた目標設定をする人が増える時期。ご紹介した「目標達成シート」を活用し、意識高いパフォーマンスを実現できれば理想的ですね。

参考資料

 

LIMO編集部