イオンが取り組むSDGsの全体像を解説

ここでまず、イオンのSDGs戦略の全体像を紹介します。

イオンは「お客さまを原点に平和を追求し、人間を尊重し、地域社会に貢献する」という基本理念のもと、サステナビリティ基本方針というものを掲げています。

具体的には、「環境」「社会」の両側面で課題解決に向けた取り組みを進めています。

環境面での課題としては、「脱炭素社会の実現」「生物多様性の保全」「資源循環の促進」などを挙げています。

社会面での課題としては、「社会の期待に応える商品・店舗づくり」「人権を尊重した公正な事業活動の実践」「コミュニティとの協働」などを挙げています。

また、イオンは大きな会社規模を活かし、サプライチェーン全体におけるSDGsの取り組みも進めています。

2022年2月10日には、国際的な環境調査と情報開示を行う非営利団体CDPにより、「脱炭素社会の実現」に向けた取り組みに関して、2年連続でサプライヤー・エンゲージメント評価の最高評価を獲得し、「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選定されたと発表しました。