電気代とガソリン代が大きく上昇、通信費は下落

総合指数の10大費目、中分類の中で前年同月比に寄与した主な内訳は以下の通りです。

上昇品目:前年同月比(寄与度)

  • たまねぎ:59.8%(0.05)
  • まぐろ:16.4%(0.04)
  • りんご:29.5%(0.05)
  • 調理カレー:13.2%(0.02)
  • 牛肉(輸入品):11.1%(0.03)
  • せんべい:6.7%(0.01)
  • 火災・地震保険料:15.8%(0.11)
  • 電気代:13.4%(0.43)
  • 都市ガス代:13.7%(0.12)
  • 灯油:36.0%(0.13)
  • ガソリン:22.4%(0.40)
  • 宿泊料:44.0%(0.29)

寄与度を考えると、電気代、ガス代、またガソリン代などが大きく上昇しています。

このあたりは、私たちの生活に直結する内容が多いことからほとんどの方が実感されているのではないでしょうか。

また、今後のウクライナ情勢なども考えると、エネルギー価格のさらなる値上がりの可能性もあるといえます。

また、最近は天災などが多いことから、保険料も上昇傾向です。

下落品目:前年同月比(寄与度)

  • 通信料(携帯電話):▲53.6%(▲1.48)

生活費における固定費ともいうべき通信料ですが、こちらは値下がりということで唯一の希望の光とも言えます。

格安SIMなどの登場で、価格競争がさらに展開されるのを期待する消費者も多いのではないでしょうか。