ANAの決算と業績はどうであったのか
では、ANAの決算と業績はどうであったのでしょうか。
最近の業績を見ていきましょう。
2022年2月1日に2022年3月期第3四半期の決算発表がされています。
以下、決算短信を中心に見ていきましょう。
売上高は9か月累計で対前年同期比+40%増、営業損失も1158億円と前年同期の営業損失3624億円から改善しています。また、当期純損失も前年同期の3095億円から1028億円へと損失は縮小しています。第3四半期(10-12月期)だけをみると、営業利益は1億円と四半期ベースで見ると黒字化しています。
純資産については、当期純損失の状況が継続していることから、8035億円と前年同期は1兆123億円から減少しています。一株当たり純資産は1696.24円とされています。
また、営業活動によるキャッシュフローである営業キャッシュフロー(営業CF)に近い概念であるEBITDAは394億円と黒字化し、資金繰りは前四半期と比較すると大きく改善しているといえます。