コロナ禍の前後でANAの株価はどう動いたのか

まずは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の動きから振り返っていきましょう。

皆さんのご記憶にあるように、2020年始ごろから、中国発の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大が懸念されはじめました。ここではNHKの報道を参考に時系列にまとめていきます。

  • 2020年1月6日:NHK「中国 武漢で原因不明の肺炎 厚労省が注意喚起」
  • 2020年1月14日:NHK「WHO 新型コロナウイルスを確認」
  • 2020年1月21日:NHK「WHO「ヒトからヒトへの感染が見られる」」
  • 2020年1月23日:NHK「武漢 感染拡大防止のため「封鎖」」
  • 2020年2月3日:NHK「乗客の感染が確認されたクルーズ船 横浜港に入港」
  • 2020年2月11日:NHK「WHO 新型コロナウイルスを「COVIDー19」と名付ける」
  • 2020年2月13日:NHK「国内で初めて感染者死亡 神奈川県に住む80代女性」
  • 2020年3月24日:NHK「東京五輪・パラリンピック 1年程度延期に」
  • 2020年4月7日:NHK「7都府県に緊急事態宣言 「人の接触 最低7割極力8割削減を」」

新型コロナ感染症拡大の推移を時系列に追うと上記のような流れでした。

では、ANAの株価はどうであったかというと、2019年12月には3000円台後半であった株価が、2020年に入ると3000円台を割れます。

その後は3000円に戻そうという動きはみられるものの、2000円台半ばを中心に、ここ2年近くの間は、もみ合いの展開となっています。

直近でいえば、2022年2月9日は2647.5円で引けています。