2025年8月6日、日経平均株価が0.60%の上昇、TOPIXは1.02%の上昇となりました。

今回は、輸送用機器業種に属するホンダ(7267)の株価や時価総額といった市況を振り返るほか、終盤では基本的な会社の概要や、株式投資の用語なども解説します。

それでは、見ていきましょう。

1. ホンダの株式取引概況(株価・時価総額など)。毎日の動向をチェック!

それではまず、ホンダの株式取引概況を見ていきましょう。株価や時価総額はどうなり、どのくらいの売買が行われたのでしょうか。

  • 株価(終値):1,571.5円
  • 前日比:+1.52%
  • 始値:1,554.5円
  • 高値:1,581.5円
  • 安値:1,551円

ホンダは2025年8月6日、1,554.5円で取引をスタートし、1,581.5円の高値、1,551円の安値を付け、結局1,571.5円で取引を終了しました。

  • 出来高:17,890,200株
  • 時価総額:8,297,520百万円
  • 売買代金:28,110百万円
  • PER(会社予想):27.32倍
  • PBR(実績ベース):0.55倍
  • 配当利回り:4.45%

その結果、ホンダの株価は2025年8月6日、前日比+1.52%の上昇となりました。

出来高は17,890,200株で、発行済株式における割合は0.34%となりました。

2025年8月6日終値時点での配当利回りは、4.45%となりました。

なお、日経平均株価は0.60%の上昇、TOPIXは1.02%の上昇でした。

2. ホンダの1Q決算は減収減益、「関税影響の精査や為替前提の見直し」で通期を上方修正

ホンダは6日、2026年3月期第1四半期の連結決算を発表しました。

売上収益が前年同期比1.2%減の5兆3402億6800万円、営業利益は同49.6%減の2441億7000万円、税引前利益は同47.7%減の2923億3400万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同50.2%減の1966億7000万円と、減収減益となりました。

一方で、「関税影響の精査や為替前提の見直し」を理由に、2026年3月期の通期連結業績予想を上方修正しました。

修正後の予想は、売上収益が前期比2.7%減の21兆1000億円、営業利益は同42.3%減の7000億円、税引前利益は同46.1%減の7100億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は同49.8%減の4200億円となります。

前回発表した予想に比べ、売上収益は8000億円、営業利益は2000億円、税引前利益は2200億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は1700億円、それぞれ引き上げられました。

それでは次のページで、今回ご紹介した企業の基礎的な会社概要や、時価総額や出来高といった株式投資の基礎用語などを振り返っていきます。