多種多様になった習い事
習い事によって月謝にバラツキがありますが、現在の子ども達にとって「習い事をしている子」は特別な存在ではありません。習い事の低年齢化もあり、何かしらの習い事をしている小学生は75%以上いる時代です。
参考:学研「小学生白書WEB版小学生の日常生活・学習に関する調査」
さらに、親世代の頃と比べても習い事の種類は多種多様になり、選ぶのにも迷うほどになりました。とは言え、月謝や送迎の負担を考えるといくつも通わせるのは難しく、選りすぐりの習い事しか通わせられないのが現実です。
「あれもこれもやらせてみたいけれど」と考えている親が少なくない中、どのような習い事に関心が集まっているのでしょうか。
暮らし動画メディア「Onnela」が展開する「オンネラおうちラボ」が、⼩学⽣までの⼦どもを持つ親を対象に2021年8月7日〜8月11日に行った「⼦どもの習い事に関する調査」(サンプル数231)では、「今後習わせてみたい習い事」を調査。上位は定番のものと将来役に立ちそうな習い事が占めていました。
第1位は英会話、続いて楽器や音楽教室、水泳が続きました。第4位にはプログラミングがランクイン。2020年度から小学校で始まっているプログラミング教育の影響もあり、将来性の高い習い事にも関心が集まっています。
習い事をしつつ資格や特技となり子どもにとって強い武器になるジャンルは、グローバル社会かつICT技術が進歩している現代社会において、これからも人気を集めそうです。