周りに流されず冷静に考えることも必要
小さい頃から習い事をしている子が珍しくない今、ママ友の意見や他の子と比べてしまい「うちの子も色々とやらせないと」と焦りを感じてしまうこともあります。周囲の声に惑わされることのないように、「どの習い事が子どもの成長にプラスになるか」「いつから始めるべきか」という冷静な判断を下すことが必要になってきます。
景気への見通しが立ちにくい中で子どもの習い事を考えることは、親にとっても悩むところです。新年度に向けて習い事を検討する季節を迎えようとしていますが、月謝の兼ね合いや子どもと相性の良さそうな習い事をピックアップし、体験レッスンに参加してみるのもいいでしょう。
ただし、「お金をかけているのだから結果を出して欲しい」と常にプレッシャーをかけたり、他の子と比較したりすることは、子どもの心身の成長を促すどころか逆効果になります。「子どもの経験値を高め少しでも良い影響を与えれば」と考えて、ぜひ探してみて下さい。
参考資料
- 文部科学省「平成30年度子供の学習費調査」
- 株式会社シーク「【2021年度版】全国1008人の親御さんに「子どもの習い事の月謝」を聞いちゃいました!」
- 学研「小学生白書WEB版2021年8月調査」
- 朝日放送テレビ株式会社・エー・ビー・シー開発株式会社「子どもの習い事に関する調査に関する調査」
中山 まち子