成長する子どもに合わせてキャリア・マネープランを考えよう
今回は一般的な子育て世帯のお財布事情と、女性の有業率もながめてきました。同じ年収でも年代によって女性の有業率が上がったように、子どもの成長にあわせてキャリアを変える女性は多いでしょう。
特にお子さんが0~2歳のころは十分に睡眠時間も取れず、すべてのお世話をして目を離せる時間もないとなると育児にかかる労力は大きいものです。なかなか先のことまで考える時間の余裕や体力もないでしょう。
ただ、次第に子どもは成長していくもの。自分でできることや決めることが増えていきます。ふとした瞬間に、子どもが成長していく過程を想像して、女性のキャリアやご家庭のマネープランを考えてもいいかもしれませんね。
いまは正社員・パート・フリーランスと働き方も多様化しており、パートの厚生年金適用も拡大しています。さまざまな情報収集をして、ご家庭で、そしてひとりの人間としてのキャリア・マネープランを考えてみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 日清食品「価格改定のお知らせ ~2022年6月1日(水)出荷分から~」
- 厚生労働省「2019年 国民生活基礎調査の概況」
- 総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2020年(令和2年)平均結果-(二人以上の世帯)」
- 日本政策金融公庫「令和2年度『教育費負担の実態調査結果』」
- 内閣府男女共同参画局「結婚と家族をめぐる基礎データ」
宮野 茉莉子