年明けから、日用品や電気料金などの値上げのニュースが飛び交い、インフレへの不安が高まっていますね。総務省統計局が1月21日に発表した消費者物価指数は前年同月比で0.5%上昇、昨年から右肩上がりの傾向が続いています。物価が上がっても急に給料は上がらないので、家計には大打撃と言えるでしょう。

国税庁「令和2年分(2020年)分民間給与実態統計調査」によると日本の平均年収は433万円(男性532万円・女性293万円)で、令和元年分と比べるとわずかに減少しています。今回はそんな平均年収に近い「世帯年収400万円台=ふつうの家庭」がどれくらい貯蓄をしているのかを眺めながら、貯蓄を増やす4つのコツを考えていきたいと思います。

雇用形態の違いによる平均給与の違いは?

平均年収も雇用形態によって違ってきます。先程の国税庁のデータによると下記の通りです。

【正規】平均給与: 496万円

  • 男性:550万円
  • 女性:384万円

【非正規】平均給与:176万円

  • 男性:228万円
  • 女性:153万円

正規、非正規雇用どちらも男女の賃金差が大きくなっていますね。平均給与を元に考えると、世帯年収400万円台の「ふつうの家庭」は夫婦の内どちらかが正規雇用で働いている家庭となりそうです。少し前の調査になりますが、厚生労働省の「2019年国民生活基礎調査」によると、世帯の平均所得は552万3000円でした。

【図表】平均給与の分布をみる

【出典】厚生労働省「2019年 国民生活基礎調査の概況」

より実態に近い中央値は437万円となり、ここからも「ふつうの家庭」の年収は400万円台と言えますね。