先月になりますが、2021年12月に発表された厚生労働省の「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」。

この資料には、現在どれくらいの人が、いくらくらいの年金を月額あたりで受給しているのかについて開示してくれています。

「自分の年金額についてはよくわかっていない」
「将来、いくらの年金がもらえるのか見当がつかない」

このような疑問を持つ人も多いのではないかと思います。

今回はこうした疑問に対して現時点で年金を受給している人のデータをもとに、全体像を見ていきましょう。

まず、日本全体で厚生年金保険(第1号)の受給者の人数や平均年金月額から見ていきましょう。