寒い日が続き、東京でも積雪を記録する日が出ました。光熱費や食費は健康に関わる出費なので、できるだけ抑えたくないですよね。
そうはいっても、収入と支出のバランスには頭を悩ませる局面が多いもの。定年退職後の年金生活では、「ひと月10万円未満」という割合が意外に多いことをご存知でしょうか。
今回は現在の年金受給者のうち、「厚生年金がひと月10万円未満」の割合を眺めてみます。退職後の生活を考えるきっかけとしてみてください。
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厚生年金の平均受給額はいくら?
それでは早速、厚生労働省の「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」を参考にしつつ、厚生年金の受給額を見ていきましょう。
厚生年金保険(第1号)平均年金月額
〈全体〉平均年金月額:14万4366円
- 〈男性〉平均年金月額:16万4742円
- 〈女性〉平均年金月額:10万3808円
平均は14万4366円ですが、この金額だけで受給額のようすを探ることはできません。実際に男女差として約6万円の開きがあるので、個人でも差があると予想できます。
次は受給額ごとの分布のようすを見ていきましょう。