今後のシナリオを考える

今後のシナリオとしては、再び上昇トレンドのチャネルの中にローソク足の実体が戻っていくというものが一つ。

そうでないと、この12月3日の安値付近で上値を押さえられて下落していくパターンです。後者の場合は、中期的な上昇トレンドが崩れますので、目線を下に持たざるを得ません。

しかし、長期トレンドを見ると、現状は上昇一服といった状況です。再び上昇の気配が感じられれば、押し目買いのスタンスで臨みたいところです。ただし、直近の戻り高値である1月5日の高値(2万9388円)あたりまではもみ合う可能性もあります。本格的な出動はそこを上抜けてからでもいいでしょう。

下原 一晃