年収400万円の平均貯蓄はいくらか
~増やす工夫も紹介~
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コロナ禍をきっかけに生活スタイルが変わった人は多いのではないでしょうか。
なかには、「外食が減った」「通勤がなくなった」「都心から引っ越した」などと、出費に影響する変化も起きているのではないでしょうか。
ウィズコロナ、アフターコロナに合わせて生活スタイルを調整中の人もいらっしゃるかと思いますが、将来を見据えて生活を組むことも重要です。
国税庁「令和2年分 民間給与実態統計調査」によると、1年を通じて勤務した給与所得者数5245万人の平均年収は433万円となっています 。
今回は年収400万円のお金の様々な事情を見ていきます。
「年収400万円台」を深堀り
「給与所得者の平均年収は433万円」といわれてもイメージが鮮明とならないので、より詳細を見てみます。
【年収400万円台(1年を通じて勤務した者)】
- 平均年齢:43.2歳
- 平均勤続年数:11.9年
- 平均給料・手当:379万9000円
- 平均賞与:67万6000円
- 平均給与(年収):447万5000円
政府統計によると、年収400万円台の平均年齢は43.2歳で、平均給料・手当は約380万円、月額にして約31万6600円となりました。
年収を12均等割りして月収とすると、約37万3000円となります。
次に、貯蓄のデータも見てみます。
執筆者
1991年生まれ。新潟県新潟市出身。2022年に株式会社モニクル傘下の株式会社ナビゲータープラットフォームに入社し、現在はメディア事業部・メディアグロース企画推進室マネージャー。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」を中心に、多くの読者の方に幅広いコンテンツを届けるための戦略立案に従事している。
それ以前は、LIMO編集部にてアシスタント・コンテンツマネージャー(ACM)として従事。第一報として報道されるニュースを深堀りし、読者の方が企業財務や金融に対する知的好奇心を満たしたり、客観的データや事実に基づく判断を身に付けられたりできる内容の記事を積極的に発信していた。
入社以前は、株式会社フィスコにて客員アナリストとして約20社を担当し、アナリストレポートを多数執筆。また、営業担当として、IRツール(アナリストレポート、統合報告書、ESGレポートなど)やバーチャル株主総会サービス、株主優待電子化サービスなどもセールス。加えて、財務アドバイザーとしてM&Aや資金調達を提案したほか、上場企業向けにIR全般にわたるコンサルティングも提供。財務アドバイザリーファームからの業務委託で、数千万~数十億円規模の資金調達支援も多数経験。
株式会社第四銀行(現:株式会社第四北越銀行)、オリックス株式会社でも勤務し、中小・中堅企業向け融資を中心に幅広い金融サービスを営業した。株式会社DZHフィナンシャルリサーチでは、日本株アナリストとして上場企業の決算やM&A、資金調達などのニュースと、それを受けた株価の値動きに関する情報・分析を配信。IPOする企業の事業・財務を分析し、初値の予想などに関するレポートを執筆。ロンドン証券取引所傘下のリフィニティブ向けに、週間・月間レポートで、日本株パートを執筆。経済情報番組「日経CNBC」にて毎月電話出演し、相場や株価の状況も解説していた。
新潟県立新津高等学校を経て、2013年に慶応義塾大学商学部を卒業。学部では、岡本大輔研究会にて企業評価論、計量経営学を専攻していた。
最終更新日:2023/11/03