貯蓄を増やすには
コロナをきっかけに経済が大きなダメージを受ける中、お金に対する警戒心がより強まった人もいらっしゃるのではないでしょうか。
貯蓄というのは基本的に、「収入-支出」のプラス値が多ければ多いほど増やしやすくなります。
「収入を増やし、支出を減らす」というのが基本的な考え方ということです。
たとえば、収入について。特定の1社に長く勤めるのもいいですが、転職や副業を考えてみることも時に有効です。
今の時代、ネット上に自分のスキルや経験を登録することで、比較的簡単に副業を始められる環境が整いつつあります。
また、フリマアプリなども普及しているので、要らなくなったものを現金化するというのもひとつの選択肢となります。
支出についてはもっと自由度が高いかもしれません。
コロナをきっかけに自炊するようになった人もいると思いますが、工夫次第で食費を大きく抑えられることでしょう。
「人と会うことが減った」ということで、衣服にかけるお金を削っている人がいるという話も聞きます。
勤務スタイルが完全リモートになった人は、家賃のより安いところに引っ越すということも出費抑制につながるでしょう。
意識しないと人との関係性が希薄になりがちなこのご時世ですが、「お金」を軸に他の人の節約術などを聞くのも、有効かもしれません。
執筆者
1991年生まれ。新潟県新潟市出身。2022年に株式会社モニクル傘下の株式会社ナビゲータープラットフォームに入社し、現在はメディア事業部・メディアグロース企画推進室マネージャー。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」を中心に、多くの読者の方に幅広いコンテンツを届けるための戦略立案に従事している。
それ以前は、LIMO編集部にてアシスタント・コンテンツマネージャー(ACM)として従事。第一報として報道されるニュースを深堀りし、読者の方が企業財務や金融に対する知的好奇心を満たしたり、客観的データや事実に基づく判断を身に付けられたりできる内容の記事を積極的に発信していた。
入社以前は、株式会社フィスコにて客員アナリストとして約20社を担当し、アナリストレポートを多数執筆。また、営業担当として、IRツール(アナリストレポート、統合報告書、ESGレポートなど)やバーチャル株主総会サービス、株主優待電子化サービスなどもセールス。加えて、財務アドバイザーとしてM&Aや資金調達を提案したほか、上場企業向けにIR全般にわたるコンサルティングも提供。財務アドバイザリーファームからの業務委託で、数千万~数十億円規模の資金調達支援も多数経験。
株式会社第四銀行(現:株式会社第四北越銀行)、オリックス株式会社でも勤務し、中小・中堅企業向け融資を中心に幅広い金融サービスを営業した。株式会社DZHフィナンシャルリサーチでは、日本株アナリストとして上場企業の決算やM&A、資金調達などのニュースと、それを受けた株価の値動きに関する情報・分析を配信。IPOする企業の事業・財務を分析し、初値の予想などに関するレポートを執筆。ロンドン証券取引所傘下のリフィニティブ向けに、週間・月間レポートで、日本株パートを執筆。経済情報番組「日経CNBC」にて毎月電話出演し、相場や株価の状況も解説していた。
新潟県立新津高等学校を経て、2013年に慶応義塾大学商学部を卒業。学部では、岡本大輔研究会にて企業評価論、計量経営学を専攻していた。
最終更新日:2023/11/03