金のなる木の育て方

金のなる木は乾燥に強く、丈夫で育てやすい植物です。比較的お世話はラクですが、多肉植物の性質に応じた管理が必要です。

植え付け・植え替え

植え付けや植え替えは3~5月頃が適期です。金のなる木は乾燥に強く、過湿には弱い性質なので水はけのよい土に植え付けましょう。

植え付けや植え替え後は日当たりと風通しのよい場所に置いて管理します。多肉植物は日光を好みます。日光量が不足すると花が咲かなかったり、葉が落ちる原因になります。

水やり

乾燥を好むため、水をやりすぎないように気をつけましょう。過湿気味になると根腐れを起こしたり、苗が弱る原因になります。

花を咲かせたい場合は、水やりの管理に気をつけて育てます。表面が乾いてから、さらに数日待って水やりをするとよいでしょう。

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寒さ対策

ある程度の耐寒性は備えていますが、冬の寒い日や霜が降りる日には室内に取り込むようにします。霜で根が傷んだり、寒さで葉が変色したりして枯れる原因になります。

挿し木

挿し木の適期は4~10月頃です。元気に伸びた茎を15cmほどで切り、暗い乾燥した場所に数日置いたあとに土に戻すと新しく苗を育てることができます。

土に埋まる部分の葉は土に接触すると傷んで腐る原因になります。あらかじめ切っておきましょう。

比較的、挿し木で増やしやすい植物なので、個人で楽しんでみるのもよいかもしれません。

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その他の注意点

金のなる木は丈夫で、長く育てることのできる植物。そのため、数年経つと徐々に根が伸びてきてポットの中で根詰まりを起こす可能性があります。適宜、少しずつ大きい鉢に植え替えをしていきましょう。

まとめにかえて

金のなる木は、縁起のいい観葉植物なので新年にもぴったり。丈夫で育てやすいので、ガーデニング初心者が観葉植物デビューをするときにもオススメです。

1年の始まりを縁起のよい観葉植物とともに過ごしてみてはいかがでしょうか。

LIMO編集部