金のなる木は、その名前のとおり、とても縁起のよい植物として知られています。
「富」「一攫千金」といった花言葉があり、新年のお祝いに飾ったり、新築祝いなどのプレゼントとしても人気です。
本日は観葉植物としても人気の「金のなる木」について、種類などの基本情報、水やりの方法など育て方についてお伝えします。
「金のなる木」の基本情報
- ベンケイソウ科クラッスラ属
- 多肉植物
- 原産:南アフリカ
- 参考価格:1500~3500円前後(5号鉢)
ぷっくりとした葉が可愛らしい「金のなる木」。葉の色や形、白やピンクの小花が咲く品種など、種類がじつにさまざまです。
縁起がよい植物でもあることから、自分の好みに応じた品種を選んで家のリビングや玄関に飾りたくなる植物といえるでしょう。
低温にはやや弱く、乾燥に強い性質。比較的育てやすいので世界中で親しまれています。正式名はクラッスラ・ポルツラケラ(オバタ)、和名はフチベニベンケイといいます。
日本では「金のなる木」と呼ばれることが多く、新芽に五円玉を入れて成長させ、まるでお金がなる木のように仕立てて発売し始めたことが名前の由来とされています。
一年を通じて、ぷっくりとした常緑の葉を楽しむことができ、園芸初心者でも育てやすい植物。太い幹に水分を蓄えているので、水やりも少なめで大丈夫です。
花がつきやすい品種があり、花を楽しみたい人は選んで購入するとよいでしょう。大きく育つと11~2月頃にかけて、ピンクや白の花が咲くようになります。