住宅ローン控除縮小で不動産需要はどうなる?
住宅ローン控除は縮小。不動産価格は高騰。賃金は増えない。……そんな中、2022年の不動産需要はどうなっていくのでしょうか?
不動産価格は高騰中
コロナ禍にあっても、不動産価格は落ちるどころか高騰を続けています。(図表を参照)
2021年10月には首都圏新築マンションの平均価格が6750万円となり、ハブル期を越え、10月として過去最高となりました。近畿圏でも、同年11月の平均価格がバブル期以来の高値を記録しています。
中古マンションはコロナ禍で売出数が急減したこともあり、価格高騰が新築マンションより顕著に出ています。ただ、2021年後半にかけて売出数がコロナ前に戻りつつあるため、高騰傾向が徐々に落ち着いていく可能性はあるでしょう。