ワンストップ特例制度の手続きと注意点

ワンストップ特例制度は、寄附をしたあとに自治体から送られてくる「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」を記入し、所定の本人確認書類のコピーとあわせて自治体に送り返すだけで完了です。

いくつかの自治体に寄附をしている場合は、それぞれの自治体に書類を提出する必要があります。返送漏れがないように注意しましょう。

ふるさと納税は毎年、1月1日~12月31日までに寄附を完了したものが対象となるため、年の瀬ギリギリでも寄附できます。

ただし、ワンストップ特例制度は寄附をしたあと、翌年1月10日までに「不備のない返送書類が自治体に届いている」ことが適用条件です。

もし、申請期限をすぎた場合は確定申告が必要になってしまいます。

年末ギリギリの納税になると、ワンストップ特例制度適用のためには、年明けすぐに書類を送る必要があり、かなりタイトなスケジュールになってしまいます。
年末年始をゆっくりむかえられるよう、余裕をもってふるさと納税をしておく事をおすすめします。