イオンの直近業績とまとめ
イオンは業績についても今後改善が期待できます。2022年2月期上期(3-8月)の営業収益は4兆3449億円(前年同期比1.7%増)、営業利益は778億円(同2.3倍)と、利益は大幅な伸びを見せています。金融事業での貸し倒れ関連費用の縮小や、GMS事業でのテナント賃料収入の増加、ディベロッパー事業でのベトナムや中国での売上拡大など要因は様々ありますが、中食週間の普及などを背景に長期的に見ても事業環境は良好といえるでしょう。
今回ご紹介したように、イオンは業績のほか、SDGs・ESGにおいても注目点は多いです。とりわけ、ビジネスモデルや会社の規模を生かした環境面・社会面での取り組みは当然影響力も大きく、今後の新たな展開やその効果はより注目を集めることでしょう。
【参考】SDGsの17の目標
1:貧困をなくそう
2:飢餓をゼロに
3:すべての人に健康と福祉を
4:質の高い教育をみんなに
5:ジェンダー平等を実現しよう
6:安全な水とトイレを世界中に
7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに
8:働きがいも経済成長も
9:産業と技術革新の基盤を作ろう
10:人や国の不平等をなくそう
11:住み続けられるまちづくりを
12:つくる責任つかう責任
13:気候変動に具体的な対策を
14:海の豊かさを守ろう
15:陸の豊かさも守ろう
16:平和と公正をすべての人に
17:パートナーシップで目標を達成しよう
参考資料
- 外務省「SDGsとは?」
- イオン株式会社「イオンの健康経営」
- 経済産業省「ESG投資とは」
- イオン株式会社「2022年2月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」(2021年10月6日)
- イオン株式会社「2021年度 第2四半期決算」(2021年10⽉6⽇)
- イオン株式会社「イオンサプライヤー取引行動規範」
- イオン株式会社「お取引先さまホットラインについて」
- イオン株式会社「イオン持続可能な調達原則」
- イオン株式会社「イオン 脱炭素ビジョン」
- イオン株式会社「プライバシーポリシー」
- イオン株式会社とイオンリテール株式会社「健康経営優良法人2021(ホワイト500)」に認定
石津 大希