老後生活は貯蓄2000万円で足りるのか
それでは、もし「貯蓄2000万円」をクリアしていれば、本当に安心して老後を迎えられるのでしょうか。金融庁の「金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書(令和元年6月3日)」から紐解いてみましょう。
【モデルケース】高齢夫婦無職世帯(夫65歳以上、妻60歳以上を想定)
- 実収入(主に年金):20万9198円
- 実支出(主に食費):26万3718円
月々の赤字額:約5万5000円
老後必要額=5.5万円×12ヶ月×30年(老後30年と仮定)=1980万円(約2000万円)
これが「老後2000万円問題」の基になった計算式です。
著者
ファイナンシャルアドバイザー。一種外務員資格(証券外務員一種)及びAFP(Affiliated Financial Planner)を保有。大阪学院大学経済学部卒業後、東洋証券株式会社に入社。国内外株式、債券、投資信託、保険商品の販売を通じ、主に個人顧客向けの資産運用コンサルティング業務に約9年間従事する。特に米国株、中国株の提案を得意とし、豊富な金融知識を活かした顧客ニーズに沿う提案が強み。表彰歴多数。現在は、個人向け資産運用コンサルティング業務を行う。また、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト「LIMO&ファイナンス」でも執筆を行う。(2026年7月11日更新)