S(社会):社会貢献と事業運営が両輪!KPIである売上への紐づけも!
同社は「企業市民として社会とともに歩み、社会の要請や期待に誠実に応える社会貢献」を目指しています。この方針の実践に向け、環境面同様に社会貢献面でも2030年の達成を想定した各種目標を設定しており、「学術・教育」「文化・芸術・スポーツ」「健康」「自然環境」の分野を中心にステークホルダーとの連携や協働を重視しながら各取り組みを進めています。
取り組む上で同社は自社事業の特性も生かしており、文化財・美術品のアーカイブ化、伝統文書の複製と活用、新興国や災害現場への医療機器提供、写真を通じた支援などを実施しています。こうした活動を持続的に行うことは、2030年目標はもちろん同社の事業目標を達成する上でも重要な基盤になっています。
様々な事業を進めている同社は、当然ながら多様な人材が必要になってきます。パートナーやNPOと協力して、同社が事業展開している地域の多様な次世代の育成を行っています。その結果、人材の育成を通じた地域との関係づくりとともに同社の認知度の向上も図っている状況です。
このように社会への取り組みと自社の事業との関連性を重視する同社は、地域との関係性も重要要素と想定したうえで売上をKPIとして設定し、管理・運用しています。
SDGsに絡めると、健康や働きがい、パートナーシップに関連するゴール(ゴールナンバー:3、4、8、9、17)に対応した取り組みになっています。
執筆者
1991年生まれ。新潟県新潟市出身。2022年に株式会社モニクル傘下の株式会社ナビゲータープラットフォームに入社し、現在はメディア事業部・メディアグロース企画推進室マネージャー。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」を中心に、多くの読者の方に幅広いコンテンツを届けるための戦略立案に従事している。
それ以前は、LIMO編集部にてアシスタント・コンテンツマネージャー(ACM)として従事。第一報として報道されるニュースを深堀りし、読者の方が企業財務や金融に対する知的好奇心を満たしたり、客観的データや事実に基づく判断を身に付けられたりできる内容の記事を積極的に発信していた。
入社以前は、株式会社フィスコにて客員アナリストとして約20社を担当し、アナリストレポートを多数執筆。また、営業担当として、IRツール(アナリストレポート、統合報告書、ESGレポートなど)やバーチャル株主総会サービス、株主優待電子化サービスなどもセールス。加えて、財務アドバイザーとしてM&Aや資金調達を提案したほか、上場企業向けにIR全般にわたるコンサルティングも提供。財務アドバイザリーファームからの業務委託で、数千万~数十億円規模の資金調達支援も多数経験。
株式会社第四銀行(現:株式会社第四北越銀行)、オリックス株式会社でも勤務し、中小・中堅企業向け融資を中心に幅広い金融サービスを営業した。株式会社DZHフィナンシャルリサーチでは、日本株アナリストとして上場企業の決算やM&A、資金調達などのニュースと、それを受けた株価の値動きに関する情報・分析を配信。IPOする企業の事業・財務を分析し、初値の予想などに関するレポートを執筆。ロンドン証券取引所傘下のリフィニティブ向けに、週間・月間レポートで、日本株パートを執筆。経済情報番組「日経CNBC」にて毎月電話出演し、相場や株価の状況も解説していた。
新潟県立新津高等学校を経て、2013年に慶応義塾大学商学部を卒業。学部では、岡本大輔研究会にて企業評価論、計量経営学を専攻していた。
最終更新日:2023/11/03