富士フイルムホールディングスのESG戦略のまとめ
富士フイルムホールディングスのESGに関する取り組みをご説明しましたが、いかがだったでしょうか。
環境面では2030年の達成を目標とする長期的な計画を策定するとともに、一部目標はすでに達成済みで上方修正しており、積極的な姿勢が印象的ですね。社会貢献の面でも、文化財のアーカイブ化や伝統文書の複製・活用など、自社事業の強みを生かした活動を展開しており、社会貢献と事業内容の融和性がわかりやすいです。
上記のような環境配慮に関する意欲的な取り組みや事業との関連性の強い社会貢献を知ると、SDGsに対する姿勢がいかに企業の長期的成長に影響するか改めて実感しますね。
【参考】SDGsの17の目標
1:貧困をなくそう
2:飢餓をゼロに
3:すべての人に健康と福祉を
4:質の高い教育をみんなに
5:ジェンダー平等を実現しよう
6:安全な水とトイレを世界中に
7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに
8:働きがいも経済成長も
9:産業と技術革新の基盤を作ろう
10:人や国の不平等をなくそう
11:住み続けられるまちづくりを
12:つくる責任つかう責任
13:気候変動に具体的な対策を
14:海の豊かさを守ろう
15:陸の豊かさも守ろう
16:平和と公正をすべての人に
17:パートナーシップで目標を達成しよう
参考資料
- 富士フイルムホールディングス株式会社「CSR活動報告 環境」
- 富士フイルムホールディングス株式会社「CSRの考え方と各種方針 社会貢献方針」
- 富士フイルムホールディングス株式会社「CSR活動報告|その他の取り組み 社会貢献活動」
- 富士フイルムホールディングス株式会社「CSR活動報告 ガナバンス」
石津 大希