2026年が幕を開けてから半月が経過し、本格的な寒さが身に染みる季節となりました。 この時期は新年を機に、家計の見直しや将来のマネープランを検討し始めるかたも多いのではないでしょうか。

特に物価高の影響が続く昨今では、現金を預貯金だけで保有することに不安を感じる声も少なくありません。 効率的に資産を形成する手段として、新NISA制度への関心は一段と高まっています。 かつての制度から大幅に拡充された新NISAは、非課税で運用できる期間が無期限となり、より長期的な視点での投資が可能となりました。

少額から始められる点も大きな魅力であり、投資経験が少ないかたにとってもハードルは低くなっています。 まずは新NISAの基本的な仕組みを正しく理解し、ご自身のライフスタイルに合った活用法を見つけることが大切です。

本記事では、新NISAのメリットや運用シミュレーションについて詳しく解説していきます。

1. 新NISAを利用すると、どんな「メリット」がある?

NISA(ニーサ)は、資産形成を支援する制度として2014年にスタートし、制度改正を経て2024年からは「新NISA」として新たに運用が開始されました。

この制度の大きな特長は、投資によって得た利益が非課税となる点です。

通常、株式や投資信託の売却益や配当金には約20%の税金がかかりますが、NISA口座を利用すれば課税されず、利益をそのまま受け取ることができます。

新NISA「非課税」のしくみ

新NISA「非課税」のしくみ

出所:金融庁「NISAを知る」

もっとも、NISAには投資できる金額や対象となる金融商品に一定の枠や条件が設けられているため、利用前に制度の仕組みを十分に理解しておくことが重要です。