20歳以上の日本人は公的年金制度に加入し、毎月年金保険料を支払っています。会社員や公務員はいわゆる年金の2階建て部分(厚生年金制度)にも加入しているので、将来受け取る金額は上乗せされる予定です。

しかし、その分厚生年金保険料を支払っているのも事実。年金は一体どれくらい受け取れるのでしょうか。厚生年金と国民年金に分けて、今の年金受給額の平均を見てきましょう。

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年金制度は2階建て

まずは、日本の年金制度が2階建てと言われる理由についておさらいしましょう。

老後は誰もが国民年金(老齢年金)を受け取ることができます。それに加えて会社員や公務員が受け取ることができるのが、厚生年金です。

1階はみんなが受給できる国民年金、2階は上乗せして受給できる厚生年金とイメージするとわかりやすいでしょう。

では国民年金と厚生年金は、それぞれいくら受給できるのでしょうか。