厚生年金受給額は収入に左右される
厚生年金額に男女差がある理由は、年金保険料の算出方法にあります。国民年金保険料は全国民一律ですが、厚生年金は収入に応じた保険料を納めるのです。
具体的には4~6月の報酬をもとに報酬月額を決定し、その報酬月額に応じて32段階に区分された等級に該当する保険料を納めます。
女性は結婚や出産のタイミングで退職したり、非正規雇用に転換したりすることが多いため、収入の低さが将来の年金額に影響が出やすいのです。今回の調査は現在受給している人の平均なので、共働きが少なかった今のシニア世代では男女差が顕著に表れたと考えられます。
実際に将来年金がいくら受け取れるかの目安は、ねんきん定期便などを確認して把握しておきましょう。
著者
LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ58年(696か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、CFP®、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2026年2月7日)。