ハーブの寄せ植えを上手に育てるコツ

ハーブ苗は年間を通して多くの種類が流通していますが、ハーブの特徴も種類によって多種多様です。ハーブの特徴に合わせて寄せ植えしたり、育てていきましょう。

ここでは、ハーブの寄せ植えを上手に育てるコツをまとめました。

ハーブの性質をよく知る

育ててみたいハーブを見つけたら、まずその性質について調べてみましょう。ハーブはそれぞれ、栽培適期や耐寒性、生育環境など、様々な性質の違いがあります。

育てたいハーブの性質を知ることで、上手に育てることができます。

ハーブの耐寒性や生育適期を見て組み合わせを考える

ハーブにも非耐寒性の一年草から、冬でも元気に育つ耐寒性のものがあります。生育適期が同じハーブ同士を組み合わせると、管理もしやすく、寄せ植えも元気でキレイな状態を長く保てます。

同じ時期に出回るハーブの苗は、生育適期もよく似ています。組み合わせに迷ったら、これらの中から寄せ植えを作るのが簡単です。

春は多くのハーブ苗が出回るので選択肢も増え、寄せ植え作りにはおすすめの時期でしょう。

寄せ植えは一年草だけでまとめても、多年草と混ぜても大丈夫です。多年草と一年草を混植する場合は、枯れた一年草を途中で入れ替えることを前提として寄せ植えを作ります。

【一年草と多年草の違い】

一年草とは?
種を播いてから1年以内に開花し、結実して枯れてしまう草花のこと

多年草とは?
2年以上生存し、常緑か地上部の葉などは枯れてしまうが、地中の根は生き残り、翌春ふたたび芽吹いて成長する草花のこと

適した生育環境が同じものを組み合わせる

ハーブによって好む環境も様々です。日なたを好むものや日陰を好むもの、乾燥を好むものから湿度を好むものまで品種によってさまざまな適性があります。

例えば、日本でも古来から親しまれてきたシソやミツバは半日陰~日陰を好みます。

同じ適性のハーブ同士を組み合わせると、管理がしやすくなります。また、株への負担もかかりにくいため、寄せ植えを健康な状態で長持ちさせることができるでしょう。

高さや形を意識するとおしゃれに見える

ハーブは背丈も葉の色も形も様々。高低を意識したり、色や形の異なるテイストの葉を持つハーブを組み合わせると、葉だけでもおしゃれに見せることができます。

おしゃれな鉢を使うと、それだけでオシャレ度は抜群に上がります。

ダイソーの鉢カバー。サイズは小さいが、色違いでそろえるとオシャレ。(LIMO編集部)