繁殖力の強すぎるハーブは寄せ植えには不向き

元来ハーブは繁殖力の強い草木です。混植すると繁殖力の強すぎるハーブは他のハーブを浸食してしまうため、寄せ植えには向いていません。

下記のハーブは繁殖力が強く寄せ植えには避けたほうが無難です。

【繁殖力の強いハーブの例】

  • ミント
  • ローズマリー
  • ラベンダー
  • バジル
  • フェンネル
  • ディル
  • タイム
  • セージ
  • オレガノ
  • レモングラスなど

ハーブは環境が合えば、どんどん生育します。特にローズマリーなどの草木類は成長すると幹もしっかりしてきますので、混植は避けたほうが無難です。

大きな鉢に寄せ植えできるなら、小さい鉢に植えて、鉢ごと植えてしまい根域制限するのも手です。

同じくらいの強さの繁殖力を持つハーブ同士なら寄せ植えがうまくいくことがあるので、挑戦してみても良いでしょう。その際、他のハーブより大きく育つようなら、植え替えもかねて株分けなどして適宜整理をしましょう。

生育旺盛なローズマリー(LIMO編集部)

まとめにかえて

寄せ植えを作って育てることで、よりたくさんのハーブを栽培することができます。

好きなものだけを集めた寄せ植えや、テーマを決めた寄せ植えは見た目もオシャレ。収穫して食事に活用すると、フレッシュで彩り豊かなハーブを楽しむことができて、節約にもなります。

ハーブの寄せ植えで日常の楽しみが増えたらいいですね。

参考資料

みんなの趣味の園芸「園芸用語集」NHK出版

大城 望