原子力産業の伸びしろにも期待か

2050年のカーボンニュートラル実現に向けては原子力発電を除外していないことはここまで見てきたとおりですが、原子力産業には同レポートでは以下のような可能性に期待を寄せています。

  • 国際連携を活用した高速炉開発の着実な推進
  • 2030年までに国際連携による小型モジュール炉技術の実現
  • 2030年までに高温ガス炉における水素製造に係る要素技術確立
  • ITER(イーター)計画等の国際連携を通じた核融合研究開発の着実な推進

このようにロードマップもあわせて原子力産業を見ていく必要がありそうです。