第1のコミットメント「Act for a climate positive world」
まず、第一のコミットメントですが、2025年までに「環境対応の売上高(green revenue)を80%」「二酸化炭素排出量の節減を2018年比で8億トン」「トップ1000のサプライヤーにおける二酸化炭素排出量を50%削減」という目標を立てており、クライメート・ポジティブに対しては自社の目標だけではなく、関係するサプライヤーにもその範囲はおよび、環境対応ができないサプライヤーは見直しに対象になると推測もできます。
2021年第3四半期決算における環境対応の売上高は70%、二酸化炭素排出量の節減は3億1900万トン、トップ1000のサプライヤーへの二酸化炭素排出削減プログラムは進行中とのこと。
また、同コミットメントにおけるSDGsの関連ゴールは7、9、11、13、17が紐づけられています(各ゴールに関しては文末の【参考】をご確認下さい)。
第2のコミットメント「Be efficient with resources」
同コミットメントでは、2025年までに「製品における環境対応素材の使用比率を50%」「1次及び2次パッケージにおいて1回しか使わないプラスティックは使用せず、リサイクルされたボール紙を利用する」という目標を立てています。
自社製品に含まれる環境対応素材へまでの意識と、製品をパッケージする際の物流における環境への配慮を目標としています。
2021年第3四半期決算における環境対応素材の使用率は1%、パッケージにおける環境対応は12%となっています。
また、同コミットメントのSDGsの関連ゴールの6、7、12、14、15が紐づけられています。