レモンの苗木を購入する

レモンの苗木は今の時期、比較的用意に手に入ります。ホームセンターや規模の大きい園芸店だと品揃えも豊富。多くの柑橘類の苗木から、お気に入りの一株を選ぶことができるでしょう。

ネットショップでも購入が可能で、樹高の高い立派な苗木が多く販売されています。

ネットショップで購入するメリットは大きな苗木が購入できて、說明が丁寧であること。何年生の苗木か、品種や育て方など、初心者にもわかりやすく說明してあります。

デメリットは実物を見ることができないことです。「生き物」を購入するわけですから、初めて注文するお店だと届くまでは少し心配かもしれませんね。

心配な人は実物を見て購入できるホームセンターなどで購入するほうがよいかもしれません。

最近は10~20センチの小さなレモンの苗木が販売されていますが、初心者の人はある程度大きく成長した苗を買うことをおすすめします。

というのも、レモンは成長に応じて剪定が必要で、剪定をして樹形を整えてあげるほうが実がつきやすくなります。

観葉植物として育てるなら問題ありませんが、実を収穫したい人は、ある程度整枝されて安定して成長した2年め、3年目の苗木を購入したほうが無難です。

レモンの置き場所を決める

レモンを育てるには日照が大事です。日当たりのよい屋外、ベランダなどでの生育が適しています。寒さには弱いので、マイナスに気温が下がるような場合は、室内に移動させましょう。

レモンは2年目くらいだと小ぶりですが、成長して徐々に大きくなっていきます。3年め以降になると1メートルを超え、大きく成長します。

剪定を行えばコンパクトに育てることもできますが、室内に入れるとそれなりに場所はとります。置き場所はあらかじめ想定しておくと慌てずに済みます。

レモンの苗木の植えつけ

通常、レモンの木は黒などのビニール製ポット苗で販売されているので、時期がきたら植え替える必要があります。植え付け適期は3~4月です。2年生以上の苗で暖地なら、冬でも大丈夫です。

購入した苗木より、ひと回り大きめの鉢に植え替えましょう。