不労所得がある人は?【年金世代】60歳以降の貯蓄と収入

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老後のスタートを何歳とするかは人それぞれですが、「仕事を引退したとき」を一つの区切りとする方が多数派かもしれません。また、子どもの独立や孫の誕生などがきっかけになることもありそうですね。

趣味や家族・友人との時間も大切にしたいセカンドライフ。年金生活を安心して過ごすためには、公的年金以外に頼りになる貯蓄や収入を確保しておきたい人も多いでしょう。

今回は、60歳以上世帯のお金事情、とりわけ年金・貯蓄・不労所得に関するデータをながめていきます。

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60歳代・70歳代以上の「年金事情」

多くの世帯にとって、老後の暮らしを支える柱となるのはまず「公的年金」でしょう。国民年金・厚生年金は図のようなしくみになっています。

では、厚生労働省年金局の「令和元年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況(参考資料2)」から、国民年金(基礎年金)・厚生年金の平均年金月額を見ていきます。

国民年金(基礎年金)の平均年金月額

  • 60~64歳:4万3286円
  • 65~69歳:5万7108円
  • 70~74歳:5万6697円
  • 75~79歳:5万5922円
  • 80~84歳:5万6572円
  • 85~89歳:5万5175円
  • 90歳以上:4万9232円

厚生年金保険(第1号)の平均年金月額

(※)厚生年金保険(第1号)の平均年金月額には基礎年金月額が含まれます。

  • 60~64歳:7万6681円
  • 65~69歳:14万2972円
  • 70~74歳:14万6421円
  • 75~79歳:15万1963円
  • 80~84歳:16万575円
  • 85~89歳:16万3489円
  • 90歳以上:16万1044円

60代前半に、繰上げ受給分や特別支給の老齢厚生年金を受け取る場合がありますが、本来の老齢年金の受給スタートは65歳から。65歳以降の平均年金月額を見ると、国民年金(基礎年金)であれば約5万円、厚生年金保険(第1号)であれば14万円~16万円です。

ただし実際に受け取る年金額は、現役時代の年金加入状況によって大きな個人差が生じます。それはまた別の機会にお話しすることにしましょう。

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執筆者

 早稲田大学第一文学部卒。学参系編集プロダクションなどで校正・校閲・執筆を学ぶ。人文・社会系一般書籍、中学・高校社会科教材、就職試験問題の制作関連業務において15年以上の経験を持つ。現在はLIMO編集部において、金融系メディアの編集者兼執筆者として、コンテンツ制作や編集に携わる。紙媒体での経験を生かし「お金とくらし」にまつわる情報を丁寧に発信している。