「自分で年金を作る」時代に
今回は、国民年金・厚生年金の受給額の現状をながめたあと、現役世代の働き方によって老後の年金額がどのように変わるのか、具体例を挙げて見ていきました。
夫婦世帯に限ったことではありませんが、国民年金・厚生年金、いずれを受け取る場合も、何かしらの「老後のお金の準備」が必要となる世帯がほとんどかと思います。
しかし、老後資金は「いつまでに・いくら」準備すればよいか見当が付きにくいもの。働き盛りの現役時代からコツコツと準備をしていくことで、より安心したリタイヤ生活を送ることができるかもしれません。
預貯金だけではなく、保険商品や資産運用を組み合わせながらお金を守り・育てていく視点を持つことが、老後の安心につながる第一歩といえそうです。
まずは老後の年金予想額や貯蓄額を把握してみましょう!自分に合ったお金との付き合い方を探していきたいですね。
参考資料
- 独立行政法人労働政策研究・研修機構「専業主婦世帯と共働き世帯」
- 厚生労働省年金局「令和元年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況(令和2年12月)」
- 日本年金機構「令和3年4月分からの年金額等について」
- 日本年金機構「国民年金保険料」
- 熊谷良子(LIMO)「国民年金・厚生年金「月額いくら?」働き方で変わる夫婦の受給額」
宮内 勇資