「老後貧乏」にならないために、今からできること
70代以上世帯の貯蓄事情をみると、「持つ世帯」と「持たざる世帯」が二極化していることがわかりました。
現役世代の私たちとしては、「老後に生活資金が足りなくなる」という事態は、何としても避けたいものですね。
そのために、「今からできること」を考えましょう。
すぐに結果が出る方法はありませんが、長い人生を見据えて「お金にも働いてもらうこと」、つまり生活の一部に「資産運用」を取り入れていくことは大切です。
ここでは、老後生活の助けになる「資産運用」の3つのポイントを紹介していきます。
ポイント①:長期投資
資産運用は、運用期間が長ければ長いほど、リスクが軽減しリターンが安定します。一方、短期間で利益を得ようとして、売買を繰り返すことには大きなリスクが伴います。
そこでお勧めしたいスタイルの一つが、できるだけ運用期間を長くとることを前提とした「積立投資」です。決まったタイミングで継続的に買い付けていくことで、買値を平準化(=ならすこと)でき、高値づかみを防ぐ効果が期待できます。
「人生100年時代」を見据えた場合、60代そして70代以降も継続して運用することを前提に、金融商品や運用スタイルを吟味されるとよいでしょう。
今できる無理のない金額からコツコツと始めてみてはいかがでしょうか。