40歳代・50歳代世帯の貯蓄の種類、もっとも多いのは?
引き続き同調査より、40歳代・50歳代世帯の貯蓄の内訳を見ていきます。
40歳代世帯「貯蓄の内訳」
- 通貨性預貯金:435万円
- 定期性預貯金:254万円
- 生命保険など:248万円
- 有価証券:99万円
- 金融機関外:45万円
50歳代世帯「貯蓄の内訳」
- 通貨性預貯金:522万円
- 定期性預貯金:489万円
- 生命保険など:398万円
- 有価証券:221万円
- 金融機関外:73万円
各世代の貯蓄内訳でもっとも高いのは「通貨性預金」ですね。貯蓄額全体に占める割合は、40代は40.2%、50代で30.7%です。
次に多い「定期性預貯金」の割合は、40代で23.5%、50代で28.7%と、わずかながら増えています。
ここまで、40歳代・50歳代の貯蓄にまつわる「平均値」を軸にお話ししてきました。しかし、平均値は一部の極端な値(今回の場合は「お金持ち層」)の影響を受けて引き上げられる傾向があります。
そこで、次では「平均値」からは見えない部分について、さらに詳しく見ていきましょう。