40歳代・50歳代世帯「貯蓄額の分布」はどう変わる?

ここから先は、40歳代・50歳代の貯蓄現在高階級における世帯数について見ていきます。

実は各年代一定数の貯蓄「100万円以下」世帯が存在しており、一方で貯蓄「2000万円」「3000万円」を超える世帯もいます。では、それぞれのどのくらいの世帯数なのでしょうか。

40歳代・50歳代の貯蓄現在高階級における世帯数(抽出率調整済実数)をまとめたグラフより、二つの世代の貯蓄額の分布を比較していきます。

40歳代世帯の「貯蓄額分布」

 

40歳代の貯蓄額の分布をみると、世代全体の37%にあたる世帯が「1000万円以上」となっています。また、「100万円未満」の世帯が12.6%存在する一方、「2000万円以上」の世帯が14.4%存在しています。

 

50歳代世帯の「貯蓄額分布」


50歳代世帯の貯蓄分布をみると、「1000万円以上」の世帯の割合は51.9%にまで上がっています。さらに、「2000万円以上」の世帯の割合も28.0%にまで上昇しています。

とはいえ、「200万円未満」の世帯が14.9%存在する一方、「3000万円以上」の世帯が16.6%存在しています。(ちなみに40歳代で「3000万円以上」の貯蓄がある世帯の割合は7.5%です)