70代以上世帯の「貯蓄額」~平均からは、見えない部分~

ここからは同調査(第8-30表)より、「どのくらいの貯蓄」を「どれだけの世帯」が持っているのかを確認していきます。

70歳以上・二人以上世帯の貯蓄額分布

出典:家計調査報告 貯蓄・負債編 2020年(令和2年)平均結果の概要 (二人以上の世帯)詳細結果表 第8-30表より編集部作成

 

~100万円…16万7414世帯、100~200万円…7万9209世帯
200~300万円…7万1983世帯、300~400万円…7万6961世帯
400~500万円…7万840世帯、500~600万円…7万8653世帯
600~700万円…6万9872世帯、700~800万円…6万9393世帯
800~900万円…5万7765世帯、900~1000万円…5万2968世帯

1000~1200万円…10万8830世帯、1200~1400万円…9万2546世帯
1400~1600万円…9万2660世帯、1600~1800万円…5万9295世帯
1800~2000万円…6万8632世帯

2000~2500万円…16万4220世帯、2500~3000万円…11万9269世帯
3000~4000万円…17万7799世帯、4000万円~…33万5009世帯

総数:201万3318世帯

 

驚くことに「4000万円以上」の層が全体の16.6%を占めています。これをさらに「3000万円以上」の層にひろげてみると51万2808世帯となり、全体の約25%を占めています。