「老後資金」を長持ちさせるには

まずは、自分の老後の家計収支がどうなるのかをイメージすることが大切です。例えば、老後の収入(公的年金など)から支出を差し引いて、毎月5万円の赤字だとすると、年間で60万円の赤字となります。

老後の生活費はなかなかイメージしづらいかもしれませんが、「住宅費」「食費」「通信費」「趣味・レジャー費用」などの予想される支出を紙に書き出してみましょう。老後の収入となる公的年金の受け取り予定額は、日本年金機構のホームページで確認できます。

これで家計の収支がマイナスになるようであれば、その年間の赤字金額×老後30年が老後資金として必要な金額の目安となるでしょう。このほか、医療費や介護費用として+αでお金を準備しておくとさらに安心ですね。

退職までに老後資金が貯められないようであれば、再雇用・再就職などで働き続けることも視野に入れておかれることをおすすめします。